兵士のようなサラリーマン 5
時代は疾風怒濤の経済の時代で東京には私のような"田舎者"が集団就職さながら、続々と入ってきました。
・・・そしてあれから、あっと気がついたらもう故郷を出て26年、東京での生活も20年になります。
汗をかき、恥をかき、後悔の多い半生(もう、半生か)でしたが、一方で結婚し、家庭を持ち、子を育て、念願のマイホームを持ち、そして海外転勤、親との同居、父の看病と死・・・。
そして先週末には富士山の麓に墓まで買いました。
大都会に出てきて悩む地方育ちのサラリーマンの悲哀と苦労をたっぷりとはいかなくてもひととおりはしてきた気がします。
会社はなんといっても公の世界ですから、むやみに私的な話などをもちださないもの。
しかし、中年になり先が見え、お互いが本音で話ができるようになって会社向けの顔を取り去れば、人間は結局同じような問題を抱え、悩み生きてきたことがわかります。